さわみこの不思議体験記へようこそ。
今回は夢枕に立つ友人のお陰で救われたお話です。
友人は配慮ある快活な女性で、
彼女がいるだけで周囲が明るくなるような雰囲気を持っている女性でした。
その彼女が体の不調を言い始めてから、およそ半年で亡くなったのです。
病名は胃癌でした。
彼女が亡くなってから3年が過ぎた頃、夢の中で彼女と再会を果たしました。
けれど、生前の明るい雰囲気ではなく、有無を言わせない雰囲気で
私の手をぐいぐい引っ張り「今すぐ行こう」「連れて行く」というのです。
当時生まれたばかりの娘がいた私は
「子供を置いていくわけには行かないから、一緒に行けない」と繰り返していました。
すると「間に合わなくなる」というのです。
とにかく私の手をぐいぐい引っ張り「早くしないと」という彼女。
そうして、目が覚めると40度の熱を出していました。
夫は私が夢枕に立たれると高熱が約3.4時間続き、その後すっと平熱に下がり
平常に戻ることを知っていて、様子をみながら私の話を聞いてくれました。
熱でもうろうとしながら
夫に夢枕に立った友人の「連れていく」一連の話をすると
夫は血相を変え、「今すぐ病院に行こう」というのですが
とっさに、病院嫌いの夫に向けて「夫も一緒に病院で検査を受けて欲しい」と話しをし
受診を拒む夫に「一緒に受けないのであれば私も受けない」という言葉に、渋々ですが
夫も受診することとなりました。
結果、私は健康状態でしたが、夫が胃癌に罹患していることが分かりました。
見逃しやすい種類の癌だったため、集団検診も本人も気づかなかったようで
医師からは「もう少し遅かったら手遅れだった」とのこと。
お蔭で、早急に癌治療に向けて医師との連携をとることができたのでした。
非言語情報とアカシックレコード
現実でもそうですが
死者との対話は言語だけではなく
非言語コミュニケーションが大きな役割をはたしていると感じています。
そして、その時受け取った情報は言語では表せない「何か」
ぼんやりとした感覚として捉えていることもあるでしょう。
その「何か」は受け取った瞬間は分からなくても、ふとした瞬間に現れることがあります。
今回は、夢の中では「私が連れていかれる」と私自身が受けとめ会話をしていたけれど
言葉を越えた「形になっていない何か」は
確かに私の内側で受け取り、夫の来院へと道がつながったのです。
夢枕は怖くない
夢枕に立たれた時、あなたに何を伝えようとしているのか。
言葉だけでなく、その空間も含めて情報です。
受け取ったご自身の感覚を大切にしてくださいね。
全てがアカシックレコードです。
そして思う。
亡くなった方々は、結構言葉が足りない。
いっけん怖いように感じたとしても、それは情報を伝える為のいち手段です。
何らかの意図を伝えようとしているだけなのです。