一人で上を向くことが できなくなった時は

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時として
身動きが取れなくなるほどの悲しみや絶望は
その原因となった事象で湧き上がった感情や感覚を凍結することで
一旦無かったことのように振舞います。
それは決して誤りではありません。
「乗り切ろう」「前進しよう」と動くことで 人は前を向くことができます。
けれど その事象によって 大きな深手を負った傷は凍結されたままなのです。

人は 時間や視野を得ることで
事象で得た傷に変化があった訳ではないけれど
その凍結が溶け始めていることを無意識に受け入れています。
向き合う準備が整い始めていたことを知っています。

そんな時、一人で抱え込み痛みに耐える必要はありません。
まずは「何が痛いのか」「どこが痛いのか」「何に赦せないと思ったのか」
まずは口に出してみませんか。
その口からでた言葉は あなたの凍り付いた事象と感情を
溶かしてくれるきっかけとなることでしょう。

凍結から目覚めた感情は、身体からの声・喪失感など様々な形であなたに”何か”を伝えています。
新しく一歩踏み出そうとしているシグナルといえます。

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