『早池峰神社へ』との声に従い、急遽早池峰神社に向かいました。早池峰神社ブログ
一日目の宿泊先は『大和坊』。
足を踏み入れると、建物よりも広い空間に入り込んだ感覚に包まれ『広い空間はどこにあるのだろう?』などと思いながら食事処に入ると、ふた間続きの部屋の奥に権現様が祀られている場があり、その部屋が実際の部屋よりも空間が大きい部屋でした。
食事中、女将さんから早池峰神社や宿坊について沢山のお話を伺いながら楽しいひとときを過ごし、権現様にご挨拶をしてから宿泊部屋に戻りました。
就寝前に女将さんが話してくれた「宿泊客の中に、『座敷童に会った』と話してくれた人がいる」という言葉を思い出し、「今夜ここにきてくれたらいいな」と思いながら電気を消し、横になりました。
すると、天井から大きく真っ黒の権現様と思わしき化身が現れ、大きな口を開けて近づいてきました。
権現様の周囲には虹色のオーブが3,4体くるくる私を取り囲むように回り、眩しいほどの光に包まれ「眩しくて目が覚めてしまうな」などと思っていると、権現様の口の中に『かぽっ』と含まれました。
ふわふわとしてとても暖かく、口の中は漆黒だけど虹色のオーブが飛び回っていて、『あぁ心地よいな』と思った途端、意識が途切れました。
翌朝、前日の疲れもすっかり取れ、爽快な気分で目が覚めました。
その日は早池峰神社3社お参り予定でしたが、どのお社も人払いをしていただき私達だけで静かに参拝する時間を過ごすことができたのでした。
今も時折、夢の中で早池峰神社を歩きながら八百万神々の話を聞かされています。
早池峰神社は人々の深い縁を思い出させる領域のようです。
早池峰神域を大切にしている方々が、信仰を通し「縁」を大切にしている想いが、八百万神々に呼応してるからこそ、どこか人間に寄っている暖かさを感じるのかも知れません。
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